灼熱の8月、休暇の8月、砂浜と海の8月。。。
南ヨーロッパに位置する国らしく、ポルトガルの8月のイメージは上記の様なものですが、
その昔、大海で幅広く勢力を伸ばしていたポルトガルは、「海」との関係は深く、
それは現在でも健全です。そしてこの「絆」は、8月にポルトガルの全国にて
行われる祭りに大きく影響しています。
今日は、その一部をご紹介させていただきたいと思います。
まずはポルトガルの北部の最大都市、商売の都ポルトとその付近。
8月末には、聖バルトロメオの祭りが行われます。
祭りではたくさんのイベントが開催されますが、特筆すべきは、
数百人の参加者が町を通るパレード、そしてそのパレードの終点地のドウロ川の河口にて・・・・・・?!
多くの参加者が、カラフルな衣裳を着たまま、海に飛び込んでしまいます。
多くの参加者が、カラフルな衣裳を着たまま、海に飛び込んでしまいます。
また、ポルト近くには、さらに、ビアナ・ド・カステロという町があります。
ここでは、深く地方伝統文化に根付いた「ノッサ・セニョーラ・ダ・アゴニア」祭りが行われます。
伝統的コスチューム、花火大会、お酒、山車(ダシ)、伝統作品の展示、伝統音楽の演奏。。。
歴史を歩んできた民族の魅力を、一晩に味わえる機会はこの祭りほどないでしょう。
ビアナ・ド・カステロはポルトの北にあり、
車やバスでアクセスしやすい位置にあります(片道約1時間)
この他にもポルトガルの各地には、海をまつわる祭りがありますので、
是非ともポルトガル人の海への深い愛を体感して頂きたいと思います。
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