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2012年10月30日火曜日

ポルトガルのワイン

今までポルトガルの食を少しずつご紹介してきました。
もちろんその奥はまだまだ深いですが、
今回はもう少し大人のたしなみを味わっていただきたいと思います。

それは、世界中に親しまれているポルトガルの「Vino」。
ポルトガル語で「ワイン」のことです。

(2010年のデータによると、世界のワイン輸出国ランキングの11位です)



ローマ帝国時代からポルトガルでブドウが栽培され、
そこで生産されたワインは帝国全域に輸出され始めました。

ポルトガル南部から始まったブドウ栽培は全国に広まって、
そのワインも人気を集めてきました。

ポルトガルの様々な微気候のおかげで、ワインの種類もたくさんあります。
そのユニークな微気候のある二つのワイン産地、ピコ島とドウロ川上流の地域は、
世界遺産にまで認定されました。

ドロウ川の上流

ピコ島


ポルトガルの北部にあるドウロ川の上流はポルトガルの代表的ワイン、
「ポートワイン」の産地です。微気候だけではなく、土地と作り方も独特ですので、
ポートワインは実際にこのドウロ産地以外では生産できません。

昔、船での運送中に腐らないように、
ポルトガルの伝統ブドウ酒「アグアレンテ」で酒精強化されて生まれれたワインです。
そのおかげで、他のワインに比べて味が濃くなって甘さが増しており
デザートによく似合うこの甘口ワインは、何百年前からポルトガルを
世界中に代表しています。
(特に愛されているイギリスでは、英軍の女王に捧げる乾杯には
ポートワインを使う習慣があります)

ポートワインや他のワインは、ポルトガル人の生活の一部になっています。
次回は、その楽しみ方についていろいろ紹介しますので、ご期待ください!

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Portugal Wine

Our topic today is Vino - wine in Portuguese.

Grapes have been introduced in Portugal by the Roman Empire,
and exported throughout its territories for centuries.
Because of the numerous microclimates present in Portugal,
its wine is rich in varieties too.
Among them, the wines produced in Pico island and Douro valley
(the famed Port wine) are especially known.
Port wine, because of its dense flavor and sweetness,
is used all over the world as dessert wine

2012年10月26日金曜日

TAPポルトガル航空の機内誌

どこの航空会社でも機内で目にする機内誌ですが、
TAPポルトガル航空の機内誌の名前は、【UP】です。

大空へ昇る飛行機とともに、
TAPも上昇する努力を惜しまないところを意味しています。

実はアメリカの【カバージャンキー】(coverjunkie)と言うサイトで
【2011年世界のベスト表紙セレクション】として、【UP】
2011年の表紙の中から2号分(4月号、8月号)が選ばれました。
有名な「ヴォーグ」「ニューヨークタイムズ」「ザ・タイムズ」等も
選出されています。

平均170ページの様々な誌面に、
ポルトガル語・英語で書かれている情報は幅広いものがあります。

毎月、ある観光地をテーマにして特集がくまれますが
先月、2012年9月号のテーマはブラジルの首都ブラジリアでした。
(下に画像をいくつかご紹介します)

他にはブラジリアやブラジル全体の特集だけでなく、
ポルトガル国内やTAPが就航している都市や国の記事もございます。

観光関係の記事以外でも、
ポルトガルの文化・音楽・食・有名人を紹介する記事も多数です。

もちろん、TAPポルトガル航空からのご案内や
就航都市の地図など、便利な情報もいろいろ記載されております。

そして、この【UP】はTAPの機内はもちろん、サイトでもご覧いただくことが出来ます。

サイトでは、撮影風景のオフショットなどもご覧いただけます。
是非一度、ご覧下さい!




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TAP Flight Magazine "UP"

The magazine TAP provides in its flights is called "UP".

Its 170 (on average) pages contain all sorts of info
(in English and Portuguese)
about TAP,culture, arts, cuisine etc, of Portugal
and the locations visited by TAP.

Every issue features a different location as theme for the magazine.

It also presents technical information about TAP flights, timetables,
aircraft etc...

2012年10月5日金曜日

リスボン世界遺産

 ポルトガルの初心に戻りまして。。。

最近当ブログのポルトガル話題としまして、いろいろな祭りや、スイーツなど、
有名なところから少しマイナーなところまで幅広くご案内させて頂きました。

しかし今回、ティストは打って変わってポルトガルの王道的な見所をご紹介したいと思います。

それは、首都リスボンの国際的に有名な世界遺産のジェロニモス修道院ベレンの塔とです。

「ポルトガルと言えば、これ!」とまで言われるこの世界遺産はポルトガルの全盛期、
ポルトガル人が開拓した「大航海時代」のシンボルとして建てられました。
ベレンの塔はテージョ川の河口に建てられ、リスボンの「難攻不落」要塞として立ち続けました。
ベレンの塔

両方のこの遺産はゴシック様式の一環、当時のマヌエル様式で造られ、
最高傑作とまで呼ばれています。

ポルトガルの偉大な海の探検家の教会でもあるジェロニモス修道院の特徴は、
複雑で綿密な造りや装飾、圧倒されるような荘厳さ、
ゴシック様式の一つの頂点、と言っても過言ではないと賞賛されています。
ジェロニモス修道院

この画像は、ジェロニモス修道院の全体を写したものです。
修道院の全体は広く、庭には噴水や植物があり綺麗に整っています。

この写真と同じ景色をご堪能していただくとっておきのポイントをお教えします。
修道院の前の海辺に建っている「発見のモニュメント」に登ってみてください。
ジェロニモス修道院をはじめ、ベレンの塔、4月25日橋そしてリスボンの街並みなど
素晴らしい景色に出会うことができます。
発見のモニュメント
(後ろに4月25日橋が見えます)

そして、リスボン市内の魅力的な知識を眺めた後、果てしない海に目を向けば、
かつてのここから出発した新世界の発見者の感動を覚えるでしょう。。。

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World Heritage Sites in Lisbon

The most famous such monuments are the Tower of Belem
and the Jeronimos Monastery.
Both of them are symbols of an era where Portugal
dominated lands and seas; the Tower of Belem was an
impregnable fortress of Tejo river, while the
Jeronimos Monastery could be called "peak of the Gothic style"

The nearby "Monuments to Discoveries" is also a recommended visit.